業種によっては、従業員の入退社が非常に多頻度で発生する業種があります。
では、なぜ入退社が多頻度で発生するのでしょうか?
例えば、医療・介護業界を考えてみます。
その理由は、従業員が就業する上で、勤務形態上、夜勤があったり、また不規則な勤務シフトがあるなど物理的な側面にて発生することは勿論ではあります。
しかしながら、入退社が発生する大きな理由として挙げられるのは、やはり職場での人間関係が大きく関係しているのではないでしょうか。
人間関係の良い職場は働きがいのある、魅力のある職場です。また未来志向で繁栄のできる職場です。
今一度、皆様の職場を風通しの良い、働きがいのある職場にしてみませんか?
従業員の定着する職場がきっとそこにはあるはずです。
働きがいのある職場は、人間関係の良い風通しの良い職場であることは間違いないのですが、何分そこにおいては決まり事が守られる風土作りをすることを忘れてはならないのです。
決まり事や約束事が守られるからこそ、信頼関係が構築できたり、事業の円滑な運営ができるのです。
法令では常時10人以上の従業員を雇用する事業主は就業規則を作成し、所轄の労働基準監督署に届出することが義務付けられていますが、就業規則などのルールブックを整備することで、従業員が守るべきルールが明確化され、より風通しの良い職場になると考えられます。
法令で義務付けされている以上の人数を雇用されておられる事業所の皆様は勿論のこと、それ以外の事業所様も一度整備を検討されてみてはいかがでしょうか。
人は評価されることにより、俄然頑張りをみせるものです。
では、その評価は、どのような基準に基づき評価すればよいのでしょうか?
主観でしょうか。それとも確固たる評価基準に基づいたものでしょうか。
やはり、ある程度の評価基準を基に評価を行うことが事業主と従業員との信頼関係を構築する中で一役を担うものだと言えるでしょう。
また、昇給や賞与の算定を行う場合でも、この基準を用いることで、公平性が担保されます。
従業員を大切にする職場では今このことを真剣に考えています。
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